尹大統領、外国首脳で初めてASMLのクリーンルーム訪問…1兆ウォンの研究開発センター作る(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.13 07:57
続けて両国は首脳が出席する中で了解覚書(MOU)署名式をした。先に政府次元の韓国オランダ先端半導体アカデミー新設に向けたMOUを締結した。アカデミーが新設されれば韓国の半導体関連学生と在職者などがASML本社だけでなくアイントホーフェン工科大学が提供する教育機会を得ることになり、EUVなど先端装備運営ノウハウと関連技術開発能力を育てられるようになると期待される。韓国側からはKAIST、蔚山(ウルサン)UNIST、成均館(ソンギュングァン)大学の3つの半導体特性化大学院と、サムスン電子、SKハイニックスなどが参加し、オランダ側からはアイントホーフェン工科大学、ASML、ASM、NXPなどが参加する。初めての教育は来年2月にオランダで1週間行われ、両国から選抜された修士・博士級大学院生とエンジニア50人ずつ計100人が参加する。教育生はアイントホーフェン工科大学で半導体碩学の先端半導体工程技術特講を受講し、業界の難題を解決する「半導体ソルバソン」に参加する。ASML、NXPなど企業現場での実務教育もともに進められる。
合わせてASMLはサムスン電子と来年から約1兆ウォンを共同投資して超微細先端半導体工程技術を開発する研究開発センターを韓国国内に建設する内容のMOUを結んだ。パク首席秘書官は「ASMLが半導体製造企業と海外に初めて設立する研究開発センターとして象徴的意味が非常に大きい。韓国政府は設置から運営まで全面的に支援する計画」と話した。これと別にASMLは2025年までに総額2400億ウォンを投資して京畿道華城(キョンギド・ファソン)に半導体装備クラスターである「ニューキャンパス」も作る。