「文政権、西海公務員射殺を把握しながら…生存しているように捜索」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.08 09:11
38時間漂流した韓国の国民が北朝鮮海域で発見されたが、北朝鮮に救助された後に報告すれば済むと考えて早く退勤した。そして北朝鮮には救助してほしいという通知もしなかった。北朝鮮軍が韓国国民を射殺した後には、まだ生存しているかのうように捜索作戦を続けて国民を欺き、関連文書を破棄した。そして自ら越北したかのように見せかけるため、存在しない情報も捏造した。
監査院が7日に発表した海洋水産部公務員イ・デジュン氏射殺事件に対する監査の結果で表れた政府当局者の一連の行動だ。監査院は、2020年9月に西海(ソヘ、黄海)上で北朝鮮軍に銃撃されたイ氏の事件に対する青瓦台(チョンワデ、大統領府)と政府の対処が「違法で不当な業務処理」だったという結論を出した。