北朝鮮を狙う斬首部隊、ビン・ラディン暗殺作戦に投入された特殊戦用ヘリコプター「チヌーク」導入の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.06 15:48
6日、米航空宇宙機器開発メーカーのボーイングによると、韓国政府が推進している「特殊作戦用大型機動ヘリコプター」事業に性能を改良したCH-47「チヌーク」機種導入の可能性が出ている。該当の事業は今年4月、第152回防衛事業推進委員会で推進基本戦略案が審議・議決されたが、2031年まで合計3兆7000億ウォン(約4148億円)を投じて特殊作戦用大型機動ヘリコプターを国外から導入することが骨子だ。ここに新型チヌーク18機ほどを輸出するというのがボーイングの計画だ。
新型チヌークが導入される場合、機種はCH-47F ERを基盤とするものとみられる。該当の機種は従来のモデルに比べて倍以上の燃料を搭載することができ、相当の悪天候の環境でも安全な飛行が可能だという。多機能レーダーをはじめ、対空ミサイル攻撃の無力化が可能な先端装備を搭載していて生存性も高めた。