<平和オデッセイ2023>「韓日はライバルではない…地域共同体として協力を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.05 07:42
韓日間の協力なくして北東アジアの平和は構築し得ない。北朝鮮の核・ミサイル挑発とグローバル・サプライチェーン(供給網)の地殻変動の中で、経済と安全保障環境が似ている韓日両国の共同対応は避けられないという意味だ。二国間の安全保障と経済分野の協力は不可欠だ。4日、財団法人「韓半島平和作り」(理事長・洪錫炫(ホン・ソクヒョン)中央ホールディングス会長)と中央日報が共同で主催した「韓日共同学術会議」での提案だ。国際貿易秩序の変化と東アジア地域の安保地形が過去には見られないほどの超不確実性に直面しているだけに、今年行われた韓日首脳会談と韓日米首脳会議によって盛り上がった雰囲気をうまく生かして、協力の幅と深さを拡大していかなくてはならないということだ。
特に経済分野では、韓国と日本は今やライバルではなく、共に市場を育てて半導体・バッテリーなど先端技術で協力しなければならない状況になっている。また安全保障分野では、韓半島(朝鮮半島)有事の時に重要な役割を果たすことになる国連司令部の後方基地がある日本と安全保障分野での協力も拡大していかなくてはならないという提言が出てきた。