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キーウ市長「ゼレンスキー、徐々に独裁化…失政により失脚の可能性」公開批判

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.04 13:44
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ウクライナのキーウ市長を務めるビタリ・クリチコ氏が、ゼレンスキー大統領が失政を重ねていて最後には失脚するだろうと公開的に批判した。

3日(現地時間)、英国テレグラフによると、クリチコ氏はこの日、ドイツ週刊誌「シュピーゲル」およびスイス日刊紙「20ミヌーテン」のインタビューにそれぞれ応じてこのように述べた。

 
クリチコ氏は「ゼレンスキー大統領は徐々に独裁的に変化している」とし「市長と州知事の独立性だけがウクライナの独裁国化を食い止めている」と主張した。

続いて「人々はなぜウクライナが戦争にもっとうまく備えることができなかったのか知りたがっている」とし「ゼレンスキー大統領が最後まで戦争を予想できなかった」と指摘した。

クリチコ氏は「ゼレンスキー大統領は彼が犯した失敗に対する代償を支払うことになる。結局、失脚するだろう」と続けた。ただし、クリチコ氏は戦争状況では大統領を交代しないのが重要だと強調した。

これに対し、最近ゼレンスキー大統領の反対派はロシアに対する反撃作戦が膠着状態に陥り、腐敗清算には失敗して国際社会の支持を失っているという点からゼレンスキー大統領に対する批判レベルを高めているとテレグラフは伝えた。

2014年からウクライナの首都キーウ市長を務めているクリチコ氏もゼレンスキー大統領のライバルと目されている。

一方、ウクライナは来年3月大統領選挙実施を巡って苦心中だ。2019年に当選したゼレンスキー大統領の任期は来年5月までで、平時なら来年3月31日に大統領選挙を行われるはずだが、戦時戒厳令のためすべての選挙がストップしている。

これに先立ち、ゼレンスキー大統領は「国家と国民の運命がかかった防御の時間であり、戦いの時間であることを認識しなければならない。今は選挙が適切ではないと考える」という立場を明らかにした。しかし8月にキーウを訪れた米国共和党所属のリンゼー・グラム上院議員は選挙の実施を求めていた。

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