万博誘致失敗で尹大統領が謝罪…「私の不足」3回言及(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.30 09:43
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が自ら書いた2600字分の国民向け談話には「私の不足」という表現が3回入った。「国民を失望させて本当に申し訳ない」という言葉もあった。サウジアラビア・リヤドと「わずかな差」という見方が出ていた2030国際博覧会(万博)誘致戦で「119票対29票(釜山)」という結果を受けた尹大統領が30日、自ら頭を下げた。近く予定されている大統領室と内閣の改編で尹大統領が「人事」で責任を問うと予想される。
尹大統領は龍山(ヨンサン)大統領室のブリーフィングルームで「釜山(プサン)市民だけでなく全国民の熱望を受け、民官合同で、政府全体で2030年万博、釜山万博誘致に取り組んできたが、失敗に終わった」という言葉で談話を始めた。朴亨峻(パク・ヒョンジュン)釜山市長、誘致委共同委員長の崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所議長、韓悳洙(ハン・ドクス)首相など一人ずつ呼称しながら「最善を尽くして1年以上も熱心に活動した」と伝えたが、談話の傍点は「私の不足」「謝罪」に打たれた。