「なんてことだ」「逆転期待したのに」…深夜の応援戦、釜山市民はため息
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.29 07:43
29日午前1時20分、釜山(プサン)東区の釜山市民会館大劇場。2030年の万博開催地にサウジアラビアのリヤドが決まったという知らせが伝えられた。その瞬間市民1500人が集まった大劇場には寂寞感が漂った。「プサン、コレア」と呼ばれるのを期待して舞台に設置された大型スクリーンを見つめた市民は虚しさを隠すことができなかった。「あぁ、なんてことだ…」という嘆きがあちこちで流れ出た。手に握った応援旗1500個とLEDペンライト1000個もそれ以上動かなかった。
イさん(43)は「終盤に逆転できると考えたがとても残念。それでも万博誘致期間に本当に多くの人が最善を尽くしたので後悔はなさそうだ」と話した。