【時論】世界はSMR競争、韓国は予算全額削除(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.28 11:52
ニュースケールの輸出対象潜在国には韓国も含まれる。ニュースケールは米国では採算が取れなかったが、韓国に建設される場合は事情は異なる。2022年の韓国電力の平均電力購買価格は1kWhあたり155ウォン(約18円)水準だった。今でもガス発電は1kWhあたり221ウォン水準だ。ニュースケールの供給価格は補助金なく1MWhあたり119ドルであり、1kWhあたり154ウォンほどとなる。
韓国に建設する場合、人件費や原発産業インフラを考えると米国より安く建設できる。斗山エナビリティ、GSエナジー、サムスン物産など韓国の民間企業もニュースケールに多くの投資をした。斗山エナビリティは製作分野、サムスン物産は建設分野、GSエナジーは火力ではあるが発電所運営経験を持つ。