【グローバルアイ】真の味、真のキムチ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.28 10:12
「バーレーンに韓国人労働者数千人が働きに行くことになりました。韓国人はキムチなしではご飯が食べられないので、韓国企業がキムチを納品することになりました。ところがうまく事が運ばなかったようです。キムチ納品の件はなかったことになりました。キムチ工場でキムチを山ほど準備したのに売る場所がなくなったと連絡が来ました。どうにかならないか、と。その話を聞いて私たちが日本で売ってみると言ったんです。それが韓国キムチ輸入の始まりでした」
23日、東京新宿歌舞伎町のキムチ祭り会場。韓国「キムチの日(11月22日)」が日本記念日協会に記念日として登録されたことを広報するために開かれた行事だ。見慣れたキムチブランドの中で初めて見る社名がひとつ目に入った。「三輝」だ。1986年、日本で初めて韓国キムチを輸入した会社で、今まで韓国取引先を維持して韓国キムチの味をそのまま守っている。新川幸也代表は容器に入ったキムチを見せながらこう言う。「韓国式はキムチの上にヤンニョム(調味料)をこのようにのせて売っています」。韓国人の母親がしているそのままに、キムチを漬けて残ったヤンニョムをキムチの上にのせているということだ。ハクサイも韓国産、ヤンニョムもすべて韓国産。あらゆるものを韓国で作り、何も足し引きせずにそのまま販売している。