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<APBC>日本監督「球速150キロ以上の若手先発4人、韓国は今後怖い」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.21 08:15
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「150キロ投手をこの若さでこれだけそろえられるのは今後怖い」。

日本野球代表を率いる井端弘和監督は韓国代表投手の郭彬(クァク・ビン、24、斗山)、元兌仁(ウォン・テイン、23、サムスン)、李義理(イ・ウィリ、21、起亜)、文棟柱(ムン・ドンジュ、20、ハンファ)のピッチングをこのように評価した。

 
24歳以下またはプロ3年目以下の若い選手たちが出場した2023アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)で、この4人は韓国の先発投手として活躍した。文棟柱は16日のオーストラリア戦で5イニン2/3を2失点と力投し、李義理は17日の日本戦で6イニング2失点と役割を果たした。元兌仁(ウォン・テイン)は決勝進出がかかった18日の台湾戦で5イニングを1失点と好投した。そして郭彬(クァク・ビン)は19日の決勝戦で日本の強力打線を5イニング1失点に抑えた。韓国野球の未来に希望を与えた「ファンタスティック4」だ。

井端監督は「今大会で韓国の先発4人を見たが、150キロオーバーの投手をこの若さでこれだけそろえられるのは今後は怖いなと正直、思った」と評価した。

決勝戦に先発登板した郭彬はAPBCを控えて精神的な苦労があった。先月の杭州アジア競技大会に参加したが、練習中に背中の筋肉に痛みを感じ、1球も投げずに帰ってきた。金メダル獲得で兵役代替服務の恩恵も受けた郭彬に対し、一部の野球ファンは「ただ乗り」と非難した。

郭彬はAPBCで好投したことで心の重荷を下ろした。最も重要な決勝戦で日本の先発・今井達也(4イニング2失点1自責点)よりも好投した。郭彬は「日本の打者が自分の直球をうまく打つので驚いた」としながらも「まだ野球人生がかなり残っている。もっと多くのことを学ばなければいけない段階だ。日本の投手も見て、日本の打者とも対戦したので、今後さらに頑張れそうだ」と話した。

元兌仁は今年出場した3回の国際大会で2回も韓国に決勝行きチケットをもたらした。アジア競技大会の中国戦(6イニング無失点)と今大会の台湾戦だ。3月のワールドベースボールクラシック(WBC)では成績が良くなかったが、8カ月ぶりにまた東京ドームのマウンドに立って台湾に雪辱した。元兌仁は「今年1年は自分にとって最も幸せな1年だった」とし「自分だけでなく韓国の投手がそろって発展するのを感じた。数年後に日本の選手とまた会えば、もっと自信を持って試合に臨めそうだ」と語った。

李義理は4人のうち唯一、アジア競技大会の金メダルを獲得していないメンバーだ。2021年に開催された東京オリンピック(五輪)の日本戦で好投し、杭州アジア競技大会の最終エントリーにも名を連ねたが、代表チームの出国直前に指に水ぶくれができて離脱した。それでも李義理はAPBCで心機一転した。最も難しい日本打線を最少失点に抑え、韓国野球の「左腕日本キラー」系列に加わった。李義理は「楽しんで投げることができた。次の国際大会も期待できそうだ」とし「韓国と日本の選手ともに今よりさらに発展してまた会えればいい」と話した。

文棟柱は杭州アジア競技大会の決勝戦の勝利投手だ。韓国代表で球速(最高160.1キロ)が最も速い投手として日本メディアの関心を集めた。韓国野球次世代エースに挙げられる文棟柱は今大会では「初戦の勝利投手」になった。文棟柱は「2回の国際大会ともに楽しかった。来年開催されるプレミア12はさらに楽しめそうだ」と語った。

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    2023.11.21 08:15
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    アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)。[写真 KBO]
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