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「耐性トコジラミ」に効く殺虫剤成分、ソウル大研究陣が確認

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.08 10:03
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殺虫剤に耐性を持つトコジラミ(南京虫)が拡散する中、韓国の研究陣がトコジラミ退治に効果的な殺虫剤成分を見つけた。政府合同対策本部はこの研究結果を活用する案を検討することにした。

◆ソウル大「トコジラミ退治に効果的な製剤確認」

 
ソウル大医学部熱帯医学教室のキム・ジュヒョン教授ら研究陣はこれまでトコジラミ殺虫剤に使用されていたピレスロイド系でない成分のうち、イミダクロプリド、フィプロニル製剤がトコジラミ退治に効果的だという研究結果を米国医用昆虫学会誌に提出した。

イミダクロプリドとフィプロニル製剤は環境部がすでに使用を許可した殺虫剤成分だ。イミダクロプリドは植物害虫を防除する農薬で、フィプロニルは犬・猫の毛に塗る動物外部駆虫剤などとして使用される。

現在、トコジラミ殺虫剤はピレスロイド系成分を使用しているが、国内で発見されるほとんどのトコジラミはこの成分に強い耐性があり、防除に大きな効果はないという問題があった。キム・ジュヒョン教授は「今回の研究はトコジラミ退治に最も効果的な非ピレスロイド系物質を確認したものであり、すでに環境部が許可した製剤という点で、容量と用法が決まればすぐに適用できるということに意味がある」と話した。

◆環境部・疾病管理庁「代替殺虫剤を迅速に検討」

環境部と疾病管理庁は代替殺虫剤の導入を積極的に検討している。国立環境科学院のパク・ギョンファ化学物質課長は6日、「ソウル大の研究結果と米環境保護局(EPA)の代替殺虫剤導入事例などを参考にして、代替殺虫剤をトコジラミ防疫に使用できるよう安全な用法と容量を迅速に検討する」と述べた。

イミダクロプリドは米国で代替殺虫剤として導入したネオニコチノイド系の製剤。ただ、ネオニコチノイド系の殺虫剤は現在、ミツバチ減少の原因と疑われていて、人の胎盤を通過してへその緒の血液からも検出されるという報告があり、この製剤の農薬乱用を控えるべきという主張もある。

◆「トコジラミ退治目的に適切な用法・容量が必要」

専門家らは、すべての殺虫剤に毒性と副作用があるため目的に合う濃度を定め、家庭では容量と用法を守ることが重要だと強調する。パク・ギョンファ課長は「トコジラミが発見される場合、家庭では物理的な防除を優先し、薬局で売るネオニコチノイド系列殺虫剤を使用するには注意事項を熟知しなければいけない」と助言した。

キム・ジュヒョン教授は「米国では10年前からトコジラミ防除が社会的な問題に浮上し、ネオニコチノイド系殺虫剤を導入してきた。トコジラミがネオニコチノイド系殺虫剤にも少しずつ抵抗性を持ち始めたという報告がある」とし「どの殺虫剤も永遠に使用することはできず、完ぺきな答えにはならないので、一つに依存せず絶えずモニタリングしながら防除する必要がある」と説明した。

1990年代まで事実上撲滅状態だったトコジラミは2000年代に入ってから韓国国内で報告され始めた。初期には米軍基地や外国人留学生が使用する大学寮で発見され、2010年代後半からは一般家庭にも現れ始めた。

ソウル大研究陣によると、2009-2019年に国内にまた現れたトコジラミはすでにピレスロイド系殺虫剤に抵抗性を持っていた。2021年に初めて発見されたネッタイトコジラミもピレスロイド系殺虫剤に強い抵抗性を持っている。キム・ジュヒョン教授は「国内で発見されるトコジラミの種が多様化している」と話した。

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    2023.11.08 10:03
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    ソウル大研究陣が韓国で採集したトコジラミ。上は韓国国内で発見されてきたトコジラミ(C.lectularius)の雌と雄。下は2021年に韓国で初めて発見された熱帯地域生息のネッタイトコジラミ(C.hemipterus)。 写真=キム・ジュヒョン教授
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