北朝鮮の軍需工場「2つの戦争」で予想外の特需…「砲弾年200万発生産」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.06 07:35
欧州と中東で2つの戦争が同時に広がり予想できない特需を迎えた北朝鮮の軍需産業は金正恩(キム・ジョンウン)政権を支える核心軸だ。国際社会の対北朝鮮制裁で苦痛を受ける中で限定された資源を軍需産業に優先配分するため住民らは慢性的な民生苦に苦しめられ、これを通じて稼いだ金を金正恩政権は再び核・ミサイル挑発に投じる。
北朝鮮の金正恩国務委員長がロシアのプーチン大統領とパレスチナのイスラム組織ハマスへの支援を本格的に決心しこうした悪循環はさらに深刻化する見通しだ。専門家らは北朝鮮の軍需工場がフル稼働する場合、ロシアに年間数百万発の砲弾を供給できると予想する。戦況に影響を与えるのに十分な量で、金正恩がこうして稼いだ金をまた武器開発に投じるのは明らかだ。