台湾外交部長「台湾海峡突破ならウクライナ戦争より大きな被害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.04 10:04
台湾の呉釗燮外交部長(外相)が中国の軍事的攻撃を抑止するために民主国家が団結すべきだと呼びかけた。呉部長は先月31日(現地時間)、英BBCのインタビューで、グローバルサプライチェーンにおける台湾の重要性を強調しながら、このように述べた。11月15-17日に米サンフランシスコで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で米中首脳会談が予定されている中、台湾の安全保障の重要性を改めて強調したとみられる。
呉部長はインタビューで「中国が台湾を国際舞台で孤立させ、同盟国を除去しようという動きを強めている」とし「全世界の民主主義国家の時宜に適った支持が極めて重要だ」と指摘した。続いて「台湾は先端半導体チップの世界的生産ハブであり、世界の貨物の50%が台湾海峡を通過する」とし「この地域で戦争が起きればロシア-ウクライナ戦争より大きな被害が生じるだろう」と強調した。