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トコジラミ、殺虫剤原液に入れても死なないが…韓国政府「殺虫剤使用を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.03 07:49
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最近トコジラミ(南京虫)が全国的に発見されている中、韓国政府がピレスロイド系殺虫剤を使用するというガイドラインを出した。しかしこの殺虫剤はすでに4月に国内のトコジラミが耐性を持つ成分という研究結果が出ていることが明らかになった。

疾病管理庁は先月31日、環境部・保健福祉部・国土交通部・教育部など関係部処会議を開き、トコジラミ対策を議論した。中央日報の取材によると、この日の会議で疾病管理庁は環境部にトコジラミ防除のための殺虫剤目録を要請した。環境部傘下の国立環境科学院は「ペルメトリン」「デルタメトリン」成分の殺虫剤目録を疾病管理庁に伝えた。疾病管理庁はこれに基づきトコジラミ対応案内文を各部処に伝達した。

 
ペルメトリンとデルタメトリンは共にピレスロイド系統の殺虫剤。疾病管理庁は「トコジラミ予防情報集」で「生息場所の隙間にピレスロイド系殺虫剤を噴霧する」と案内した。

しかしピレスロイド系殺虫剤はすでに過去に国内研究陣によりトコジラミ防疫効果が落ちると確認された物質だ。ソウル大研究陣が4月に発表した論文によると、2021年に国内で発見された「熱帯トコジラミ」は強いピレスロイド殺虫剤抵抗性を持つ。同じ研究陣が2020年に発表した論文にも、国内で発見されたトコジラミの大半がピレスロイド系殺虫剤抵抗性を持つという内容がある。

研究を行ったソウル大応用生物学科のイ・シヒョク教授は「研究陣が追跡したほとんどすべてのトコジラミがピレスロイド系の殺虫剤に対して2万倍にのぼる強い抵抗性(耐性)を持つ。これは殺虫剤の原液に入れて取り出しても死なないほど」と説明した。研究陣は「トコジラミは強い身体的苦痛と精神疾患を引き起こす害虫」とし「トコジラミを追跡監視をし、ピレスロイド系でなく他の系統の許可された殺虫剤の使用を考慮する必要がある」と指摘した。

効果がほとんどないという研究結果が出ているが、政府がピレスロイド系殺虫剤を使用するよう案内したのだ。これに対し国立環境科学院の関係者は「すでに食品医薬品安全処が許可したトコジラミ殺虫剤の目録に基づいて案内した」と答えた。環境部の関係者は「殺虫剤は保守的に扱うべき問題」とし「許可されたもの以外の殺虫剤を提示するのは法に背く」と説明した。

ソウル大研究陣は環境部が許可した殺虫剤のうちピレスロイド系ではなくトコジラミ退治に効果的な殺虫剤を研究している。イ・シヒョク教授は「トコジラミの抵抗性問題は大きな問題だが、これまで関心を集めることができなかった」と伝えた。

殺虫剤でも撲滅が難しいトコジラミは家庭にも現れている。スチームアイロンなどで「セルフ防疫」をする人たちも増えている。

ソウル江南区(カンナムグ)のある住民は「区庁にトコジラミが見つかったと知らせたが『関連指針がない』と言われた」とし「防疫会社は100万ウォン(約11万円)以上の費用を使っても完全撲滅できるか分からないという。家庭はセルフ防疫しか答えがないようだ」と話した。

疾病管理庁の関係者は「トコジラミは感染病媒介体ではないためトコジラミ防疫は疾病管理庁の所管でない」とし「トコジラミ防疫は自治体の役割だが、家庭防疫までは自治体所管の業務でない」と述べた。

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    2023.11.03 07:49
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    トコジラミに刺された跡 [疾病管理庁]
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