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北朝鮮、積み替え場所を変更か…席島近隣で10月だけで10件捕捉

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.01 14:15
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北朝鮮が自国領海内の新たな場所で船舶間の積み替えを行う場面が捕捉されたと、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送が1日報じた。新たな積み替え場所で10月の1カ月間に少なくとも10件が捕捉されたが、5隻が船体を接近させる場面もあった。

先月29日に北朝鮮西海(ソヘ、黄海)席島(ソクド)の北側海上を撮影した「プラネット・ラボ」の衛星写真によると、並んだ船舶2隻が見える。全長約100メートルの船舶2隻が約40メートルの長さの船舶を間に挟んで船体を寄せている。また、ここから北東に約1キロ離れた地点にも約80メートルの船舶2隻が小さな船舶を間に置いて密着している。ともに国連などが過去に指摘した典型的な違法積み替え場面と一致するという指摘だ。

 
これに先立ち国連安保理の北朝鮮制裁委員会専門家パネルは先月27日に公開した中間報告書で、ここを北朝鮮船舶の新たな積み替え場所と伝えたが、実際に民間衛星写真資料で確認されたのだ。過去にも席島近隣の海上で船体を接近させた船舶が何度か確認されているが、積み替えに加担したと推定される船舶が一日に6隻が発見されたのは初めて。

VOAは「衛星写真を確認した結果、10月11、19、22、29日にも積み替え状況が捕捉された」とし「先月11日の一日間には5件の積み替え状況が発見された」と説明した。また同月19日には約100メートルの大型船舶3隻が小型船舶2隻を間に挟んだ場面が衛星写真に写っていた。

国連安全保障理事会は北朝鮮の核・ミサイル開発および挑発などを受けて2017年12月に採択した北朝鮮制裁決議第2397号で、北朝鮮が国連加盟国から1年間に輸入できる精製油規模を50万バレル(約7万トン)に制限するなど各種物資の輸出入を規制している。しかし北朝鮮はこうした安保理制裁決議にもかかわらず、これまで公海上または北朝鮮近隣海域で船舶間の積み替え方式で輸出入制限物資を違法に取引してきたことが分かった。こうした積み替え行為も安保理の北朝鮮制裁決議2375号違反事項だ。

船舶3隻がこうした違法積み替えに動員された場合、真ん中の船舶が両側の船舶の間で物を移して積むクレーン用バージ船の役割をするという。

席島は北朝鮮の西海と大同江(テドンガン)最下流が接する地点にある島。安保理の北朝鮮制裁委員会専門家パネルは先月27日に出した中間報告書で、ここを北朝鮮船舶の新しい積み替え場所と指摘した。

VOAはこれまで北朝鮮のチョ島近隣の海上で捕捉されてきた違法積み替え状況が今年5月以降に消え、席島近隣で似た状況が確認されたとし、「北朝鮮が積み替え場所を移した可能性がある」と伝えた。

国連安保理の北朝鮮制裁委員会専門家パネルのニール・ワッツ氏は8月、「北朝鮮は積み替え場所を移したりする」とし、その理由について「荒い海など船舶間の積み替えに適していない気象条件のためとも考えられ、特定地域で監視が行われるためとも考えられる」と説明した。

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