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マスク取ったのに息が詰まる11月…中国から来た招かざる客の襲撃=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.01 13:33
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雲ひとつない広々とした秋の空に招かざる客が現れた。PM2.5(微小粒子状物質)だ。紅葉が見頃を迎えるなど秋が深まるほど粒子状物質の影響も強くなっている。

韓国環境公団が運営する大気質情報サイト「エアコリア」によると、31日ソウルのPM2.5濃度は午後に入って「悪い(36~75マイクログラム/立方メートル)」水準まで高まった。西側地域を中心に高濃度の粒子状物質が勢いを増し、仁川市西区青羅洞(インチョンシ・ソグ・チョンラドン)など一部地域はPM2.5濃度が一時「非常に悪い(76マイクログラム/立方メートル~)」水準まで高まった。

 
1日には中国発粒子状物質まで流入し、ソウルと京畿道(キョンギド)のPM2.5濃度が「悪い」水準を記録するなど空気質が悪化するものとみられる。国立環境科学院大気質統合予報センターのヤン・グムヒ環境研究家は「最近数日間、大気が停滞して粒子状物質の濃度が徐々に高まった」とし「1日は雨が降った後に西風が吹いて首都圏を中心に国外の粒子状物質が流入するものと予想される」と話した。

◇「北西風で中国の粒子状物質がやってくる」

晩秋を迎える11月に入ると粒子状物質が増えるが、これは季節的現象として地位を確立しつつある。中央日報がソウルの過去10年間(2014~2023年)の月別PM2.5濃度を分析した結果、夏が終わり秋が深まるほどPM2.5濃度が上昇する傾向を示した。特に11月の平均PM2.5濃度は23.9マイクログラム/立方メートルで、10月(16.7マイクログラム/立方メートル)に比べて43%ほど上昇し、春季の黄砂が影響を与える4月(23.6マイクログラム/立方メートル)よりも高かった。

秋になって粒子状物質の濃度が上昇するのは風の影響が大きい。夏は南側の太平洋から汚染物質が混ざっていない澄んだ風が吹く反面、秋季になると風向きが北西風または西風系に変わり、中国の大気汚染物質が韓半島(朝鮮半島)に流入するためだ。

加えて冬季に近づくほど大気汚染物質と空気が混ざる高さ(混合層高度)が低くなり、流入した粒子状物質がそれほど薄くならないまま大気に滞留する。国立環境科学院のイ・デギュン大気質統合予報センター長は「同じ量の汚染物質でも事務室と体育館では感じ方が違うように大気の容量自体が少ないと同じ量の粒子状物質が排出されても濃度が高まる可能性が大きい」と説明した。

◇スモッグに覆われた北京…「産業活動増加などが原因」

中国内の大気汚染度が増したことも韓国内の空気質に悪影響を及ぼす。欧州宇宙機関(ESA)が地球観測プログラム「コペルニクス計画」の衛星「センチネル」で中国の二酸化窒素濃度を分析した結果、最近2週間の平均濃度が1カ月前よりも顕著に急増した。特に、北京など韓半島(朝鮮半島)に隣接した中国北部地域が高濃度を意味する赤の領域で覆われた。粒子状物質を誘発する主犯の一つである二酸化窒素は心血管系疾患などを誘発する致命的な大気汚染物質に挙げられる。

最近では最悪のスモッグが北京をはじめとする中国北部の主要都市を覆っている。これに対して北京市は31日、最高水準の大気汚染警報を発動して交通統制措置を施行すると明らかにした。中国現地言論は汚染統制専門家の言葉を引用して「産業活動の増加と大型トラックの輸送および農作物火災がスモッグの原因」と報じた。

◇今年に入って再び汚染され始めた空気…「高濃度粒子状物質に備えを」

韓国はコロナ禍が出現した2019年から昨年まで粒子状物質平均濃度が25マイクログラム/立方メートルから18マイクログラム/立方メートルで3年連続低くなるなど空気質が改善される傾向を示していたが今年に入って再び悪化している。1~10月の平均粒子状物質濃度(20.1マイクログラム/立方メートル)は昨年同期(18マイクログラム/立方メートル)よりも10%以上高い状態だ。

イ氏は「高濃度粒子状物質が予報された時は、呼吸器が弱い人や敏感な人は長時間または無理な室外活動を自制するなど備えたほうがよい」と呼びかけた。

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    2023.11.01 13:33
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    欧州宇宙機関(ESA)が地球観測プログラム「コペルニクス計画」の衛星「センチネル」で中国の二酸化窒素濃度を分析した結果、最近2週間の平均濃度(写真上)が1カ月前(写真下)よりも顕著に急増した。[写真 欧州宇宙機関]
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