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中東の戦争拡大の兆しに…高金利さらに長引くか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.31 10:39
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韓国の物価鈍化速度がイスラエルとハマスの戦争にともなう国際原油価格上昇の影響などで当初予想より遅くなるかもしれないとの見通しが出ている。それだけ高金利が長期化する恐れがあるという意味だ。主要機関は韓国の物価目標2%の到達時期を2025年上半期中とみている。

韓国銀行のイ・ドンジェ物価動向チーム課長ら研究陣が「主要国のディスインフレーション現況と評価」と題する報告書を通じて物価鈍化速度を比較した結果、韓国は主要国より速くはないことがわかった。韓国の消費者物価上昇率(CPI)は昨年7月に6.3%でピークに達した後、9月までの月平均下落幅は0.19ポイントで、欧米より小さかった。

 
米国は昨年6月にCPIが9.1%でピークとなりその後月平均0.35ポイント下落し、ユーロ地域は昨年10月の10.6%をピークに月平均0.57ポイント下落した。目標値である2%の物価上昇率達成率、すなわちディスインフレーション進度率は韓国が61.0%、ユーロ地域が73.3%、米国が76.1%だった。変動性が大きい食料品・エネルギー物価を除いたコア物価の場合、韓国の目標達成率は43.5%だ。米国の54.3%より低く、ユーロ地域の32.4%よりは高い。

米国と欧州はコロナ禍後に韓国より物価が急激に高騰したため下落幅もそれだけ大きい側面があるというのが韓国銀行の説明だ。

ただ各国の中央銀行と投資銀行など主要機関が予想する韓国の物価目標達成時期は2025年上半期で、米国の2026年、ユーロ地域の2025年下半期よりは早かった。韓国銀行関係者は「主要国の物価上昇鈍化速度はいまと似た速度で進むだろう。韓国の物価の絶対的な水準は主要国より少し低いため目標にはさらに早く到達できる」と話した。

問題は最近のイスラエル情勢で国際原油価格が上昇するとの懸念が大きくなる中で韓国は欧米よりもエネルギーショックが大きくなる可能性がある点だ。原油価格上昇率が10ポイント上昇した時のコア商品価格上昇率変化幅を比較した結果、韓国のコア商品価格上昇率のピークは1年6カ月後で、米国の4カ月後、欧州の1年後より遅かった。だがそれだけ物価に及ぼす影響は後になるほど大きく持続的であるという意味だ。

研究陣は、韓国の場合、原材料の対外依存度が高いうえに、ドル高ウォン安の影響でコスト上昇圧力の影響が続いていると分析した。また、これまで政府の電気・ガス料金引き上げ幅制限、油類税引き下げなどの政策支援が物価鈍化を制約する要因として作用する可能性があると付け加えた。主要国より物価があまり上がらなかった代わりに下落幅が減り鈍化時点も先送りされるだろうという意味だ。韓国電力とガス公社の営業赤字や国の財政を考えれば政策支援をやり続けることもできない状況だ。韓国銀行関係者は「韓国の消費者物価上昇率鈍化速度が中東情勢などにより当初予想より遅くなるものとみられる。高物価を経験して経済主体の価格・賃金設定形態が変わった可能性もディスインフレーションを遅らせかねない」と話した。

韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁も19日の金融通貨委員会通貨政策方向会議後の記者懇談会で「8月に予測した物価上昇率下落経路より速度が遅れないだろうかというのが金融通貨委員の大半の意見」と話した。韓国銀行が8月に予想した今年の年間消費者物価上昇率は3.5%、来年が2.4%で、11月に新たな経済見通しを発表する。李総裁は物価が2%に収れんすると確信できる時に金利引き下げを検討できると強調してきた。

バンク・オブ・アメリカは最近の投資ノートで、イスラエルとハマスの戦争がイランが関連する対立に激化すれば原油価格は1バレル=120~130ドル台に上昇するものと予想した。また、もしこれら武装勢力が石油インフラを攻撃し石油供給が1日200万バレル減れば原油価格は150ドルまで上がると予想した。

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