日本の女性「母のように生きたい」 韓国は「母のように生きたくない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.25 13:37
最近、少子化対策が話題に浮上した。羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)低出産・高齢社会委員会副委員長が新婚夫婦への住宅資金低金利融資に加え、出産と連係しながら元金を減らす案について話したのが発端だ。ハンガリーの対策に言及した後、羅副委員長は解任され、国民の力党代表出馬をめぐる論争もあった。韓国経済に深刻な影響を及ぼす要因でもある少子化問題だが、これまでは大きな関心を集めることができなかった。
2021年の韓国の合計特殊出生率は0.81人で、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も低い。日本は2005年の1.26人から少し増えて1.3人台を維持している。出生率が最低だった日本よりも韓国の出生率が急激に低下した理由は何か。茨城大の笹野美佐恵現代社会学科教授は日本大学卒業後、ソウル大で修・博士学位を取得した。韓国で15年間暮らしながら両国の状況を比較した。昨年、ソウル大日本研究所で「韓国と日本の少子化の原因はどのように違うのか」をテーマに研究結果を発表した。