瓶を投げつけられても我慢…産業災害担当職員を泣かせた悪性苦情=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.23 10:50
#1.勤労福祉公団蔚山(ウルサン)本部で特別民願(悪性の苦情)を担当するAさんは先月請願者から暴行をふるわれた。仕切り一つない民願室で話をしている間、請願人が突然激しい口調で声を荒げるとバッカスの瓶をAさんに投げつけた。Aさんは首部位に打撲を負った。
#2.同じ月、勤労福祉公団のある支社に勤務していたBさんは事務室で自殺を図った。Bさんは産業災害(産災)労働者が対象の再活補償業務を担当していた。同僚は深刻な業務の偏りと多すぎる苦情でストレスを受けていたと明かした。産業災害を受けた労働者を支援する勤労福祉公団職員が過重業務と悪性の苦情に苦しめられて極端な状況に追い込まれていることが明らかになった。特に今年7月から専属性要件の廃止により産災保険適用対象が100万人以上に拡大したにもかかわらず、担当人材はほとんど増えていないことが確認された。