「今が一番安い」…日本旅行ラッシュ呼んだ「歴代級円安」今後の展望
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.28 07:30
「スーパー円安」が長期化している。これまで常識とみなされた「100円=1000ウォン」の公式が力を失う雰囲気だ。「歴代級」円安を主導する日本の金融緩和が当面続く態勢なので、現在の記録的な円安現象が少なくとも年末までは続くという見通しが出ている。
27日、韓国金融圏によると、今月(1~22日)における対日本円に対するウォン相場(裁定レート)は平均100円=903ウォンを記録した。月平均のウォン相場は昨年1月100円=1040.67ウォンを記録していたが昨年4月から1000ウォンを下回るようになった。その後今年5月に969.27ウォンを記録するなど900ウォン台後半を記録して6月(916.96ウォン)、7月(910.09ウォン)に大幅に低下した。先月914.06ウォンでやや反騰したが、今月に入って再びウォン高円安が進んだ。午後3時30分、ハナ銀行の告示を基準として今月15~20日に4営業日連続で現在900ウォンを下回るなどウォン相場が800ウォン台になる現象もたびたび出現している。100円=800ウォン台は2015年6月25日以降では今年以前には現れなかった現象だ。