車いすに乗って出てきた韓国野党代表「もう相手を殺して消す戦争やめよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.27 08:11
拘束令状請求棄却決定を受けた韓国野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が27日午前3時49分、京畿道義王市(キョンギド・ウィワンシ)のソウル拘置所を出た。前日午後8時33分に検察の護送車に乗り拘置所に入ってから7時間16分目だった。
釈放された李代表は集会を継続した支持者の前に立ち、「人権最後の砦という事実を証明してくれた司法府に深く感謝する。政治がいつも国民の暮らしを取りまとめ国の未来を開拓していく事実を与野党と政府ともに忘れず、もう相手を殺して消す戦争ではなく国民と国に向けだれがより多くの役割をできるのか競争する真の意味の政治に戻ろう」と話した。
李代表は拘置所から車いすに乗り刑務官の案内を受けて正門前まで出てきた後、車いすから降りて右手で杖をついて刑務官に90度のおじぎであいさつした。李代表が頭を下げあいさつすると刑務官は挙手敬礼をした。