「汚染水放出」めぐり日本に反発の中国、今度はIAEAに問題提起
ⓒ 中央日報日本語版2023.09.22 13:35
福島第1原発汚染水(日本は「処理水」と表記)放出を強行した日本に反発している中国政府が、今度は国際原子力機関(IAEA)の中立性・客観性に問題を提起し、責任ある処理を注文した。
中国外務省は21日、ホームページ上で、馬朝旭外務次官が20日(現地時間)にニューヨークでIAEAのグロッシ事務局長と会談した、と明らかにした。馬次官はグロッシ事務局長に対し、汚染水放出に反対するという中国の立場を明確に示した。
馬次官は「IAEAは客観的、公正、科学的な態度で責任を持って福島核汚染水問題を処理すべきだ」とし「中国を含む国際社会の正当で合理的な懸念に実質的な行動で対応してほしい」と求めた。