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「常識に欠けた芸能人」心地悪い韓国与党…「汚染水発言」歌手キム・ユナの所属事務所が立場発表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.14 08:51
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グループ紫雨林(ジャウリム)のボーカル、キム・ユナの所属事務所が最近、キムの福島原発汚染水に関連したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の発言をめぐり炎上したことに対して「決して政治的な立場を表明したわけではなかった」と立場を示した。

インターパークエンターテインメントは13日午後、インスタグラムを通じて「(キム・ユナさんのSNS掲示物は)環境汚染に対する懸念と遺憾を表わしたものだったことを明確に申し上げる」と明らかにした。

 
また「当社とアーティストは、いかなる場合にも政治に結びついて問題が拡大しないことを希望する」として「アーティストに対する行き過ぎた誹謗や名誉毀損、侮辱などの違法行為は控えていただくようお願いする」と伝えた。

このような内容の所属事務所の立場は、キム・ユナのインスタグラムアカウントにも共有された。

これに先立って、キム・ユナは日本が福島原発汚染水の海洋放出を始めた先月24日、自身のインスタグラムに「RIP(Rest in peace)地球」と書かれた写真を投稿し、「数日前から私は怒りに包まれていた」と書き込んだ。

また「映画『ブレードランナー』+4年に映画的ディストピアが現実になり始めている」として「放射能雨が止まず、日も当たらない映画の中のロサンゼルスの風景、今日のような日に地獄を考える」と書いた。

キム・ユナの書き込みに対して与党は不快感を示した。国民の力の金起炫(キム・ギヒョン)代表は12日、ソウル中区(チュング)の韓国観光公社で開かれた社団法人文化自由行動創立記念シンポジウムで「最近、あるバンドのメンバーが汚染処理水の放出後、『地獄を考える』と言ったと聞いて常識的な芸能人だと話しているが、常識に欠けた『常識芸能人』が多すぎるのではないか」と批判した。

保守論客として活動中の田麗玉(チョン・ヨオク)元議員はキム・ユナが過去に日本を訪問し、「モッパン(食事の様子を撮影する放送)」を撮ったことに言及し「数日前から怒りに包まれていたというが、つじつまが合わない。2011年福島事故の時から怒るべきだった。2011年福島原発事故が起きた時、『処理されていない汚染水』が放出されたが、今回は『処理水』」と皮肉った。

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