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バイデン大統領、国連演説でロシア直撃「戦争の唯一の責任者」…「韓半島非核化」改めて強調

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.20 06:55
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バイデン米大統領が北朝鮮の持続的な武力挑発を糾弾し、外交的方法を通じた韓半島(朝鮮半島)非核化の意志を確認した。また、ロシアのウクライナ侵攻を直撃しロシアに即時軍撤退と終戦を要求した。

バイデン大統領は19日の国連総会演説で「われわれは北朝鮮が国連安全保障理事会決議違反を継続することを糾弾する。しかしわれわれは韓半島非核化に向けた外交を約束する」と強調した。

 
バイデン大統領は就任後これまでに行った2度の国連演説でも北朝鮮の安保阻害行為を持続的に糾弾している。

バイデン大統領は今回の演説でも北朝鮮を含めイランとロシアを「安保脅威」と規定して批判した。

彼は「米国はパートナーとともにイランの域内と国際安保阻害行為を抑止するために努力している。イランは核兵器を所持できないというわれわれの約束は維持されている」と強調した。

続けて「平和に向けたこの会合が戦争の影で汚されている」としてロシアのウクライナ侵攻を糾弾した。バイデン大統領は特に「ロシアだけがこの戦争に責任があり、ロシアだけがこの戦争を即刻終える力を持っている」としてロシアに即時軍撤収を要求した。

合わせて中国と関連しては競争を追求するが対立を追求するものではないとの立場を再確認した。

彼は「われわれは米中間の競争を責任を持って管理し対立へと進まないようにしたいと思う。われわれは脱リスクを追求するものであり、中国との関係断絶を追求するのではない」と強調した。

一方、この日グテーレス国連事務総長は国連総会一般討論初日の演説で「世の中は変化したが、国連は変化できなかった。国連安保理を現在の国際社会状況に合わせて改革しなければならない」と強調した。最近安保理がウクライナ戦争など国際社会の各種紛争に対し機能を果たせずにいるという批判を意識したとみられる。

今年の一般討論には193の国連加盟国のうち145カ国の首脳が参加して世界的懸案についての立場を明らかにする。ただ今回の一般討論には安保理常任理事国5カ国のうち米国を除く4カ国は首脳が参加しない。

一般討論の慣行でブラジル大統領が最初に発言し、国連本部がある米国のバイデン大統領が2番目に演説した。

ウクライナのゼレンスキー大統領も一般討論初日である19日に演壇に上がり国際社会の支援を呼び掛ける予定だ。

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