「はりぼて軍艦」の北朝鮮が合同演習?…プーチンに「北東アジア軍事介入」の名分与える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.17 10:45
北朝鮮とロシアが武器取引に続き海上合同演習に出る可能性が提起され軍事的緊張を一層引き上げている。ウクライナ戦争による欧州の安全保障危機が韓半島(朝鮮半島)周辺に一気に拡張する姿だ。専門家らは北朝鮮の海上戦力が劣るだけに演習を行なっても軍事的な効果は大きくないとみる。それでもひとまず演習を実施すればロシアが東アジアに軍事的に介入する名分を要求するのに悪用されかねないと批判する。
これと関連し、米国防総省は14日、「朝ロ合同演習が米韓日の北朝鮮核ミサイル抑止能力に影響を及ぼすことはできない」という立場を明らかにした。米国防総省のシン副報道官はこの日の定例会見で関連質問を受け「彼らの意図が何なのかに対しては話せない。(朝ロ合同演習の可能性が)韓国や日本と、あるいは米韓日3カ国の合同演習をどんな形であれ抑止できないと考える」と話した。続けて「いまのように米韓日同盟(三角協力)が強力だったことはなかった。キャンプ・デービッドでの首脳会談で見たように3カ国首脳は相互防衛と国民安保に向けた非常に野心あふれる計画を立て、『自由で開かれたインド太平洋』という共同の目標を支援するためいつになく緊密に協力している」と強調した。