共に民主党議員らが１５日、日本福島第１原発汚染水の放出中止を促すために欧州を訪れ、国際世論戦に乗り出す。

民主党福島汚染水海洋投棄阻止総括対策委員会常任委員長を務める禹元植（ウ・ウォンシク）議員と梁李媛瑛（ヤンイ・ウォニョン）議員は同日、英国ロンドンとスイス・ジュネーブを訪問するため出国する。

彼らは２０日までに英国ロンドン国際海事機関（ＩＭＯ）本部とスイス・ジュネーブ国連人権理事会を訪ね、汚染水の放出に対する懸念を伝える計画だ。日程遂行中に国連特別報告者、国際海事機関事務総長と面談するものとみられる。

これに先立って、総括対策委所属の李庸ソン（イ・ヨンソン）、李寿珍（イ・スジン、比例）民主党議員と正義党の姜恩美（カン・ウンミ）議員は１４日、米国に出国した。彼らは当日から１９日まで国連総会が開かれる米ニューヨークを訪問する。国際環境非政府組織（ＮＧＯ）とともに国連本部の行進に参加し、在米韓国人懇談会、米国政治家面談などを通じて汚染水議題を国際社会に喚起する計画だ。

糾弾大会など国内の世論戦に集中していた民主党は、本格的に国際世論戦を始める様子だ。民主党福島原発汚染水海洋投棄阻止総括対策委員会は１３日、「国際連帯および議員外交歴訪議員党出国記者会見」を開き、このような出国日程を明らかにし、「１１６年前の先祖たちの決起を胸に抱き、福島原発汚染水海洋投棄の問題点を全世界に知らせ、国際社会とともに防げるように最善を尽くす」と述べた。