合意文もない不思議な露朝首脳会談…結局ビジネス関係だったのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.15 07:07
13日に行われた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領間の首脳会談が残した後味が妙だ。国際安全保障に影響を及ぼしかねない、どのような意味においても「世紀の首脳会談」だったが、通常的ではなかったその後の状況のせいだ。最初から「ビジネス関係」である金委員長とプーチン大統領の間の限界を見せる兆候とも言える。
◇結果物もない「非正常的」首脳会談
ロシア大統領府(クレムリン宮)のペスコフ報道官はこの日「首脳会談後、共同宣言文を含むいかなる形の文書にも署名しない」と明らかにした。まだプーチン大統領が金委員長を迎えて開いた宴会もすべて終わっていない時点だった。