米国、ウクライナに劣化ウラン弾支援…ロシア「犯罪行為、がんが急増する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.08 08:26
米国がウクライナに劣化ウラン弾を支援することに対し、ロシア側が「犯罪行為」と強く批判した。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日(現地時間)、1999年に北大西洋条約機構(NATO)がユーゴスラビアに劣化ウラン弾を集中的に使用した結果、この地域でがんなど疾病事例が急増したと伝え、「こうした結果がウクライナでも起きるだろう」と警告した。
ウクライナを訪問中のブリンケン米国務長官は前日、エイブラムス戦車に装着される120ミリ劣化ウラン弾を含む10億ドル(約1470億円)規模の追加支援計画を発表した。ウクライナ戦争開戦以降、米国がこの武器をウクライナに提供するのは今回が初めて。