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【時視各角】奇怪な断食闘争=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.06 13:29
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「あなたの考えは結局自殺なのか」(ドミニク・モーラン神父)

「自殺のようだが、私には他殺です」(ボビー・サンズ)

 
「ひょっとして偉大な犠牲を夢見ているのか」

「私がそれを望むでしょうか」

「あなたと闘士は生命を尊重していない。死んだら人生を知る機会がない」

「神は私を罰するでしょうか」

「自殺だけでなく無謀に対する罰もあるだろう」

「命と自由、共に重要です。私は自分の生命を尊重し、自由を渇望します。信念を最後まで守り、揺らぐことはありません。自分が正しいと信じるものに命をかけます」

「それで私を呼んだのか。自分に対する疑心のために」。

映画『HUNGER/ハンガー』(2008)に登場する英国北アイルランドのIRA(アイルランド共和軍)隊員バービー・サンズと神父(カトリック)ドミニク・モーランのセリフだ。この映画はカンヌ映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した。刑務所の面会室で2人が向き合って対話する場面が24分間続く。断食の決心を明らかにするサンズと生命の尊厳性を語るモーラン神父の間に悲壮感が漂う。

サンズは1981年3月、北アイルランドのメイズ刑務所で断食に入った。北アイルランド独立(英国から)を主張する武装組織の一員だったサンズは放火と武器所持で14年刑を言い渡されて服役中だった。IRA受刑者らは囚人服と労役を拒否した。戦争捕虜に準ずる地位を認めるよう要求した。英国政府はこれを認めなかった。サンズをはじめ23人が連鎖断食闘争をした。水と塩だけを口にした。27歳のサンズは66日後に息を引き取った。サンズには収監直前に結婚した妻と4歳の子どもがいた。

サンズに続いて9人が同じ刑務所で断食で死亡した。断食期間は46日-73日だった。法王庁が英国政府に書簡を送り、世界の主要メディアが報道した。マーガレット・サッチャーの英国政府は5つの要求事項のうち3つ(受刑者間の交流、週1回の面会および手紙・小包受け取り、刑務所内デモによる刑期延長の取り消し)を認めた。断食は7カ月後に終わった。服装・労役規定は変わらなかった。映画『HUNGER』はこれを勝利の歴史と美化することも、失敗した闘争と見なすこともしない。観察者の視点で伝える場面が生と死、信念と人間の限界を考えさせる。息づまるほど真摯であり厳粛だ。

断食闘争が注目されるのは死を覚悟するからだ。最も重要なことを本能に最も反する方法で放棄する方式であるからだ。死を覚悟しない断食闘争は断食闘争でない。関心を引くイベントや自害脅迫だ。

断食闘争に誠意があるなら(死を覚悟するものなら)モーラン神父のように引き止めなければいけない。人が死ぬまで放っておくのは人がやるべきことではない。見知らぬ人でも、知る人でも同じだ。死をほう助するのは宗教・道徳的にはもちろん、法的にも罪となる。断食闘争に誠意がなくても(死を覚悟しない場合)やめさせなければいけない。自分の生命や健康を担保にする「セルフ人質劇」は生命軽視をあおる行為だ。

李在明(イ・ジェミョン)代表が先月31日に断食闘争を始めた。今日が7日目だ。5日目にハム・セウン神父をはじめとする正義具現司祭団が彼に会った。ハム神父が「(李代表が)試練をうまく乗り越えられるよう助けてほしいと祈った」と述べたと、民主党の党役員が明らかにした。その日、李海チャン(イ・ヘチャン)民主党常任顧問も李代表を訪ねた。彼は「(李代表は)大きな決断をして戒心を喚起した」と話した。2人が断食を引き止めたという話はない。死につながる決心ではないと見ているからか。李代表の断食を中継するユーチューブチャンネルには「頑張って」「ファイト」などのメッセージが多い。引き止める人はほとんどいない。奇怪な現実だ。本当に命をかけているかどうかはともかく、やめさせなければいけない。人間の尊厳性が毀損されている。

イ・サンオン/論説委員

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