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【コラム】合意が消えた政治、侮辱を受ける歴史=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.04 12:05
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味方ばかりと手を握る政治は政治でない。ナチスと戦ったドイツ社会民主党のブラントはナチス宣伝部幹部出身であるキリスト教民主同盟のキージンガーと手を握って初めて大連立政権に加わった。ブラントはキージンガー内閣で副首相兼外相になった。ブラントはナチス出身を人事課責任者に起用し、大きな助けを受けた。作家ギュンター・グラスはブラントに手紙を送って「悪い結婚」と非難したが、「和解の連立政権」は成功した。「西ドイツだけがドイツを代表し、東ドイツと修交した国とは関係を結ばない」というハルシュタイン原則を廃止して東ドイツを包容するブラントの破格的な東方政策はキージンガーが受け入れたことで定着した(『ドイツの力、ドイツの首相』 金滉植)。

2度も世界大戦を起こして欧州を地獄にした戦犯国のドイツは分断から半世紀も経たずに統一した。指導者の妥協と成熟した合意で生み出した現代史の奇跡だ。キージンガー、ブラント、シュミット、コール首相と続く間、保守・進歩政権ともに東方政策を推進した。韓国は被植民地国家だったが、78年間にわたり分断して準戦時状態として残っている。悔しく思う前に自らを振り返る必要がある。合意の能力を失った政治のために抗日武装運動の歴史が侮辱される現実を恥じなければいけない。韓半島(朝鮮半島)の平和と統一を達成するには、我々も与野党と保守・進歩が妥協して協力することが要求される。

 
生命のあるすべての有機体はやわらかい。硬直しているのは死んだものだ。自由・民主・繁栄、そのどれも孕んで出産することができない。政治は戦場の銃剣でない。相手の矛盾までも包容し、次善の合意を成し遂げる転換の相互告白であり懺悔だ。反共の象徴、李承晩(イ・スンマン)大統領は共産主義者だった曺奉岩(チョ・ボンアム)を農林部長官に起用し、農地改革を成功させた。「相手が死んこそ自分が生きる」というこの深刻な硬直の呪いから解放される時、我々はみんな生きることができる。

李夏慶(イ・ハギョン)/論説委員

【コラム】合意が消えた政治、侮辱を受ける歴史=韓国(1)

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