「兵役特例」独り歩きしていた5年…BTSが終わらせるときまり悪くなった韓国政界(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.19 07:41
BTS(防弾少年団)が軍入隊を決定し、兵役特例をめぐる5年間の政界論争も虚しく終結した。
17日、国民の力の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長はフェイスブックに「兵役義務は大韓民国の青年誰にでも課された神聖な義務」として「BTSの軍入隊決定を歓迎する」と書いた。鄭委員長は「私たちの若いごろは軍服務を政治弾圧の手段として振り回した強制徴集があった。正しくないことだった」としながらも「兵役特例制度は最大限縮小するのが正しい方向」と付け加えた。
一方、BTSの兵役特例を先頭に立って主張した国民の力、成一鍾(ソン・イルジョン)政策委議長は18日、フェイスブックに残念な気持ちを示した。成議長は「彼らの決定を尊重する」としながらも「BTSメンバーたちがもう少し国のために貢献できる機会を与えられず残念な気持ちが残る。国会で制度的に公平に後押しできず申し訳ない」と書いた。