チップ1個に4万ドル…半導体のゲームルールが変わる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.31 10:48
今年エヌビディアは時価総額1兆ドルを突破した最初の半導体企業になった。市場で1個4万ドルの値を付ける高性能人工知能(AI)チップ「H100」のおかげだ。演算を処理するシステム(ロジック)半導体であるグラフィック処理装置(GPU)とデータを保存する高帯域幅メモリー半導体(HBM)がひとつのチップのように連結されたH100の革新的設計構造は「ゲームのルール」が変わっていることを端的に見せる。H100の場合、設計全体はエヌビディア、実際の生産とパッケージングはTSMC、HBMはSKハイニックスがそれぞれ担当した。
最先端半導体産業のパラダイムが変わっている。AI時代が開かれ新たな半導体が必要になり、これを実現するために製造方法だけでなく、設計、素材、部品、装備、パッケージングまで供給網全般で一大変化が避けられないためだ。