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韓国、半導体価格下落で7月の輸出金額15.8%減…10カ月連続で下落

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.29 16:45
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半導体輸出価格が下がり先月の韓国の輸出金額指数は10カ月連続下落した。ただ輸入価格が輸出価格よりも大きく落ち込み交易条件指数は2カ月連続上昇した。

韓国銀行が29日に発表した「貿易指数と交易条件」によると、7月の輸出金額指数は119.92(2015年=100)で前年同月より15.8%下落した。輸出金額指数は昨年10月に6.6%下落してから10カ月連続で下落している。品目別に見ると、石炭と石油製品で1年前より41.5%下落し、コンピュータ・電子と光学機器も26.0%と大幅に下落した。

 
先月の輸出物量指数も前年同月比3.6%下落した119.90を記録した。輸出物量指数は6月に上昇に転じたが1カ月で再び下落した。石炭と石油製品が22.2%、コンピュータ・電子と光学機器が7.5%、機械と装備が7.6%など下落幅が大きかった。韓国銀行のユ・ソンウク物価統計チーム長は、「半導体輸出量は前年同月比4%増加したが、金額は33.7%減少した」と説明した。

輸入金額指数は前年同月比25.7%下落の135.41だった。3月に6.6%下落してから5カ月連続の下落だ。個別品目では鉱産品が45.9%減り、石炭と石油製品が42.2%、一次金属製品が25.5%などの下落を記録した。

輸入物量指数も1年前より10.7%下落した117.65を記録した。輸入物量指数もやはり6月に上昇したが1カ月で下落した。鉱産品が21.7%、石炭と石油製品が14.6%、一次金属製品が191%下落した。

輸出入金額指数は該当時点のドル基準輸出入金額を基準時点(2015年)の輸出入金額で割った指標だ。輸出入物量指数はこのように算出された輸出入金額指数を輸出入物価指数で割った数値だ。

7月の純商品交易条件指数は2カ月連続で上昇し86.90を記録した。先月は輸入価格が輸出価格よりも大きく下がったためだ。純商品交易条件指数は輸出商品1単位の価格と輸入商品1単位の価格の比率で、韓国が1単位の輸出でどれだけ多くの商品を輸入できるのかを示す指標だ。

これに先立ち純商品交易条件指数は2021年3月の3.5%から26カ月連続で下落していたが、6月には上昇に転換した。ユ物価統計チーム長は「韓国の交易条件は国際原油価格に大きな影響を受けるが昨年上半期の原油価格が今年より高い状況のため7月の輸入価格が大きく落ちた」と説明した。

先月の所得交易条件指数も前年同月より1.3%上がり104.19を記録した。輸出物量指数は下落したが、純商品交易条件指数が上昇した影響だ。所得交易条件指数は韓国の輸出総額で輸入できる商品の量を指す。所得交易条件指数も16カ月連続下落したが6月からは2カ月連続上がっている。

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