韓国政府「日本汚染水排出後、放射能・トリチウム、基準値から大幅に低い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.28 15:17
韓国政府は福島第一原発汚染水放流関連データを分析した結果、放流地点から3キロの海域のトリチウム(三重水素)濃度が検出下限値(4.6ベクレル未満)を大きく下回っていると明らかにした。また、放流以降、韓半島(朝鮮半島)近隣の3つの海域〔南東・南西・済州(チェジュ)〕の放射能濃度を調査した結果、セシウム・トリチウム測定値が世界保健機関(WHO)の飲料水基準よりも低くて安全だと強調した。
国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長は28日、政府ソウル庁舎で開かれた汚染水関連の定例会見で東京電力側が提供したデータを基に「27日までのところ放流された汚染水総量は1534立方メートル(153万4000リットル)、トリチウム排出総量は約2460億ベクレルと確認された」と説明した。