台風6号、韓半島で24時間…韓国東部・束草には402ミリの大雨
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.11 06:58
台風6号が10日、韓半島(朝鮮半島)を貫通し、全国各地で人命と財産被害が発生した。強風と大雨が降った地域では河川の氾濫に備えて住民が緊急避難した。今回の台風は韓半島を縦断し、全国各地を襲った。
同日午前9時20分、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)付近に上陸した台風6号は時速25~35キロで北北西に進み、遅い速度で移動した。台風6号は同日午後遅く、首都圏とソウルを経て、11日午前9時ごろ、北朝鮮平壌(ピョンヤン)付近で消滅し、熱帯低気圧部に変わる見通しだ。韓半島に上陸して約24時間滞在したわけだ。台風6号は気象庁が台風の進路をデータ化して収集し始めた1951年以降、初めて韓半島を南北に縦断した台風になった。