【社説】孤立した若者24万、深まる「怒りの社会」の陰=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.09 12:02
相次ぐ「通り魔事件」の共通点は被疑者全員が「孤立した独りぼっち」という点だ。書峴(ソヒョン)駅殺人事件の被疑者チェ・ウォンジョン氏(22)は平凡な中産層の家庭で育ったが、特別目的高校への進学に失敗してから彷徨い続け、家族と離れたまま一人で過ごした。相次いだ挫折の中で、「劣敗感」を増大させ、社会的孤立が激しくなる悪循環に陥っていた。
新林(シンリム)駅殺人事件の被疑者、チョ・ソン氏(33)も同じだ。逮捕当時、チョ氏は「熱心に生きてもだめだった。Xのようで殺した」として社会に向けた怒りを露わにした。警察の取り調べでは「他人も不幸にしたかった」と話した。今年5月、チョン・ユジョン氏(24)は恵まれない環境に不満を抱き、20代の女性を無残に殺害した。動機は「私がこの世で一番可哀想だ」ということだった。