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ジャンボリー次期開催国ポーランドの大統領が訪韓前日にキャンセル…台風の影響

ⓒ 中央日報日本語版2023.08.08 12:01
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9日に韓国を訪れる予定だったポーランドのドゥダ大統領が前日の8日に訪韓日程を中止した。

外交消息筋によると、ドゥダ大統領は2023セマングム世界スカウトジャンボリー大会期間中の9日に訪韓し、韓国側関係者や企業家らと会合し12日に予定されたジャンボリー閉会式にも出席する予定だった。訪韓取り消しにより防衛産業事業者訪問と閉会式出席など全日程がキャンセルされた。

 
ポーランド側はドゥダ大統領が今回の訪韓期間中にポーランドに武器を供給する防衛産業企業関係者らとともに産業現場を直接訪問する予定だったが、この地域がいずれも台風6号の直接的な影響圏に入ったことから訪韓中止を韓国側に打診してきたという。

台風によってドゥダ大統領がソウルで足止めされ防衛産業事業者訪問に制約が出る恐れがある点を懸念したと分析される。ここに最近ポーランドとベラルーシの国境で緊張が高まり安全保障問題がふくらんでいることも影響を及ぼしたとみられる。

ポーランドは次回2027年の世界スカウトジャンボリー大会開催国で、ドゥダ大統領が最終日の閉会式に参加して世界ジャンボリー大会旗を受け継ぐ予定だった。だが閉会式の日と場所の変更が連日続き、韓国外交部は7日午後4時に駐韓外交団を呼んで改めて説明会を開催したりもした。

結局セマングムでの閉会式出席とともに全羅南道(チョンラナムド)、慶尚南道(キョンサンナムド)一帯の防衛産業事業者を訪問しようとしていたドゥダ大統領の日程は全面的に中止が避けられなくなった。閉会式への次期開催国首脳の出席までできなくなりセマングムジャンボリーも不完全なものになるのは避けられなくなった。

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    2023.08.08 12:01
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    2023セマングム世界スカウトジャンボリー開営式が開かれる2日、全羅北道扶安郡のキャンプ場に参加者のテントが設置されている。 写真=扶安郡
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