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国連軍司令部「越境米軍の居場所は把握できないが…」 北朝鮮と送還交渉開始

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.24 11:47
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国連軍司令部が北朝鮮側に越境した在韓米兵トラビス・キング二等兵(23)の送還のために北朝鮮と交渉を始めた。

国連軍司令部(UNC)のアンドリュー・ハリソン副指令官は22日(現地時間)、ソウルで英タイムズのインタビューに応じ、「キング二等兵は現在どこにいるかは分からないが、我々(国連軍司令部)は北朝鮮軍と連絡を取っている」と述べた。続いて「我々は共同警備区域(JSA)を通じて北朝鮮軍と対話を続けている。その連絡手段は開かれていて稼働している」と付け加えた。

 
ハリソン副司令官はJSAで国連軍司令部と北朝鮮軍が意思疎通する直通電話機(ピンクフォン)で北朝鮮軍にメッセージが伝えられたと説明した。ピンクフォンは板門店(パンムンジョム)南側地域内の国連軍司令部日直将校事務室に置かれた薄ピンク色の電話機で、北側の板門閣に置かれた電話機と直接連結する。

双方は毎日午前の業務開始時と午後の業務終了時の2回、電話機が正常に作動するか点検するためピンクフォンを使用するという。

ハリソン副指令官は「実際、交渉は進行中だが、詳しい内容は話しにくい」とし「結局、主な関心事はキング二等兵の安全」と強調した。

これに先立ち米国政府はキング二等兵に関連して北側に連絡したが、特に情報は得られなかったと伝えられていた。ブリンケン米国務長官は21日、安全保障フォーラムに出席し、「我々は彼の行方を知ろうとし、その情報を得るために北朝鮮に連絡した。残念ならがこれ以上は共有する情報がない」と明らかにした。

一方、韓国で暴行事件などで2カ月近く拘禁されたキング二等兵は17日、追加の懲戒を受けるため米テキサス州に向かう予定だった。しかし仁川(インチョン)国際空港で飛行機に乗らず逃走した後、翌日、JSA見学に参加して無断で北側に越境した。

タイムズは米オンラインメディア「ザ・メッセンジャー」が入手した米軍内部文書を引用し、「キング二等兵が昨年、法的逮捕と懲戒があった当時、指揮官に所属部隊や米国に戻らないと話した」と伝えた。

この日、米ABC放送も「キング二等兵は昨年9月4日にも服務地を離脱し、所在が把握された後も基地に復帰したり本国に帰還したりすることを拒否した」と報じた。

キング二等兵は昨年9月、ソウル麻浦区(マポグ)弘益大付近のクラブで酒を飲んでいたところ、けんかになった韓国人の顔を拳で数回殴った容疑(暴行)で起訴された。

同年10月にはソウル麻浦区で暴行事件の通報を受けて現場に出動したパトカーの後ろの席のドアを何度か蹴って破損させた容疑で起訴され、年初に裁判所から罰金刑を言い渡された。

タイムズは「キング二等兵の階級が低いだけに北朝鮮側と越境を事前に調整した可能性は低い」とし「彼は北朝鮮でスパイ容疑で強い取り調べを受ける可能性がある」と予想した。

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    2023.07.24 11:47
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    板門店で勤務中の国軍兵士たち。[写真 共同取材団]
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