北朝鮮が未明に相次ぐ挑発…「2000キロ超」戦術核実戦能力を誇示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.24 10:04
北朝鮮が22日に行った巡航ミサイル挑発は深夜の時間帯の奇襲攻撃能力を誇示する狙いがあると解釈される。北朝鮮国防相が「核兵器使用」の可能性に言及してから2日後に戦術核の実戦性を示唆した可能性もある。
軍当局によると、韓米は北朝鮮が22日に複数の射程距離を混ぜて「ファサル(=矢)1型・2型」を内陸から海に向けて発射した可能性を念頭に置いて分析を進めている。韓国軍の合同参謀本部は22日午前4時ごろから西海(ソヘ、黄海)上に発射された北朝鮮の数発の巡航ミサイル数発を捕捉したと明らかにした。北朝鮮の武力示威は19日に東海(トンヘ、日本海)上に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射して以来3日ぶり。