「脅迫カード」なくなった北朝鮮、今度はEEZで強引な主張…韓国軍、「強硬対応」基調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.11 17:29
米軍の偵察機が北朝鮮の領空と排他的経済水域(EEZ)を侵犯したという北朝鮮の主張に対し韓国軍当局は「一考の価値もない」と一蹴した。韓国軍は相次ぐ北朝鮮の威嚇が北朝鮮「内部引き締め用」である可能性にウエイトを置いている。同時に万一北朝鮮が実際に軍事行動を起こす場合にも備える姿勢だ。
北朝鮮は11日午前、金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長名義の談話を通じ「10日、米空軍戦略偵察機は5時15分から13時10分まで江原道通川(カンウォンド・トンチョン)の東435キロから慶尚北道蔚珍(キョンサンブクド・ウルチン)の東南276キロまでの海上の上空で朝鮮東海のわが方の経済水域の上空を8回にわたって無断侵犯し、空中偵察行為を強行した」と主張した。