「文政権の5年、軍に『平和』注入…北の無人機に侵犯許す」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.06 16:31
ドローン(Drone・無人機)がソウルの上空を掻き回す。12月26日、北朝鮮無人機の領空侵犯を韓国軍が捕捉したが、戦闘機もヘリコプターも対空砲火でも迎撃できなかった。今回、単純な偵察および撮影だけをして戻ったというが、北朝鮮の無人機が爆弾を搭載したり生物化学兵器をソウル上空にまいたりする状況を想像するとぞっとする。
自爆ドローンが動員されたウクライナ戦争の事例に見られるように、「ドローン戦争時代」が開かれている。では、北朝鮮のドローン力量はどこまで発展していて、韓国軍はどこまで対応が可能なのだろうか。国内最高の無人機専門家、韓国軍事問題研究院のホン・ソンピョ国防軍事戦略室長は「北のキラードローン挑発に対応してドローン対応力量を大幅に拡充する必要がある」と強調した。ホン室長は空軍士官学校を卒業した後、輸送機(L-2)操縦士として活躍、国防大教授を最後に大佐として予備役に編入し、亜洲大国防デジタル融合学科待遇教授も務めた。