IAEA事務局長「放出ではない他の方法? 世界の人々を『実験室のラット』にするのか」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.10 09:27
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長(62)は日本政府が福島原発汚染水を海上放流せずに他の方式を動員するべきだったのではないかとの意見に対して「これまで使われたことない方法を使って全世界の人々を『実験室のラット』にすることはできなかった」と話した。韓国の一部団体が「海上放流ではない他の選択肢があった」と主張することに対する立場だ。
グロッシ事務局長は8日、ソウルのあるホテルで行われた中央日報とのインタビューで「使える選択肢がいくつもなかった」と明らかにした。続いて「韓国国民が福島状況に対して持っている懸念をよく知っている」と繰り返し強調した。