「福島原発の爆発時も韓国には影響なかった…政界の恐怖マーケティング」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.07 06:54
「2011年福島第一原発爆発事故当時、多くの放射性物質が海に流れ込み、100キロ離れた海上の海水のセシウム濃度が1リットル当たり最大1億ミリベクレルに達した。
だが、この時を前後して韓国の海水のセシウム・トリチウム(三重水素)・プルトニウム濃度測定データに有意な変化はなかった」
韓国科学技術院(KAIST)原子力・量子工学科のチョン・ヨンフン教授はこのように述べて「日本の汚染水放流が韓国の海に及ぼす影響はないと考える」と主張した。あわせて「福島汚染水保存タンクのトリチウムの重さは2.2グラムだが、東海(トンへ、日本名・日本海)に年間雨として降るトリチウムが5グラム程度」とし「30年にかけて放流すればトリチウム放出量が自然に雨が降る範囲に入る」と付け加えた。6日午後、ソウルで開かれた韓国科学技術アカデミー円卓討論会でだ。