ポーランド・チェコ・トルコ輸出に注力する韓国型原発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.29 16:03
2030年までに原発輸出10基。「脱原発破棄」を前に出す尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の目標だ。27日に韓国水力原子力(韓水原)がルーマニア原子力公社と2600億ウォン(約285億円)規模のトリチウム除去設備建設契約を締結し、尹政権に入って2件目の原発設備輸出が決まった。2027年までに5兆ウォン達成を眺める原発設備が先を進む中、相対的に波及力が大きい韓国型原発の輸出契約はまだ基盤固め段階だ。
産業通商資源部・韓水原などによると、輸出実現に最も近いのはポーランド・ポントヌフ・プロジェクトで、ポントヌフ火力発電所の敷地などに2基の韓国型原発APR1400を建設するという民間中心事業だ。昨年10月に韓水原とポーランド電力公社(PGE)・ポーランド民間発電会社ZEPAKの間で協力意向書(LOI)を締結し、共同事業開発を推進している。