【時論】日本に及ばない民間防空対応態勢=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.22 13:06
1回目の発射に失敗した北朝鮮は偵察衛星をまた打ち上げるはずだ。5月31日のような警戒警報関連の混乱を繰り返してはならない。当時、韓国軍の合同参謀本部は発射後3分が経過してから警報を発令し、ソウル市の警報は12分も過ぎた時点だった。敵軍の攻撃なのか、自然災害なのか、どこにどう避難するのか、具体的な情報がなかった。核ミサイル攻撃だったなら警報も受けられず核爆発の被害をそのまま受けていたと思うとぞっとする。
北朝鮮は水素爆弾と大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発し、米国の「核の傘」を遮断することになったと言いながら、昨年初めから韓国赤化統一を意味する「第2の使命」を強調している。核兵器を中心に作戦計画を修正し、先制核攻撃ができるよう法を改正した。大規模な核ミサイル発射訓練をし、韓国攻撃用の戦術核兵器の大量生産までも公言した。年初には模擬核弾頭爆破と水中核ドローン試験を公開しながら脅迫した。