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北朝鮮「軍事偵察衛星打ち上げ失敗…担当者が無責任だった」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.19 10:48
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北朝鮮が先月31日の初の軍事偵察衛星打ち上げの失敗について、準備事業を推進した担当者らの無責任性を批判した。また、高強度の総和(決算)と早期の再打ち上げを進めると明らかにした。ただ、具体的な打ち上げ時点は公開しなかった。

労働党機関紙の労働新聞は19日、16日から3日間開かれた党中央委員会第8期第8回全員会議で「衛星発射準備事業の責任を負って推進した担当者らの無責任性が辛らつに批判された」と報じた。

 
北朝鮮は先月31日、「万里鏡1号」と命名した軍事偵察衛星を宇宙発射体「千里馬1型」に搭載して打ち上げたが、西海(ソヘ、黄海)に墜落して失敗した。

これに関連して幹部に対する問責と後続対策が、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が出席して開かれた今回の会議で議論、決定されたとみられる。

同紙は「戦略武力」開発の高度化が成果を上げているが「看過できない欠陥」も表れているとし、軍事偵察衛星の打ち上げ失敗を「最も厳重な欠陥」に挙げた。

同紙は軍事偵察衛星打ち上げを「宇宙開発部門で重大な戦略的事業」とし「党の第8回大会が提示した国防力発展5大重点目標はすべて重要だが、その中でも軍事偵察衛星開発事業は我々の武力の発展展望と戦いの準備を徹底的に整えるうえで非常に大きな意義を持つ」と強調した。

続いて党政治局の報告で「衛星打ち上げ準備事業の責任を負って推進した担当者の無責任性が辛らつに批判された」とし「該当部門の担当者と科学者が重大な使命感を深く銘記して今回の失敗の原因と教訓を徹底的に分析し、早期に軍事偵察衛星打ち上げを成功させることで人民軍の偵察情報能力を向上させ、宇宙開発分野でより大きな飛躍的発展を遂げるための近道を用意することに対する戦闘的な課題が提示された」と明らかにした。

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