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【グローバルアイ】ワシントンの粒子状物質大騒動、それなら韓国は…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.13 17:05
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退勤時間になると必ずポトマック川の川沿いを走っていた人たちが消えた。いつもはっきり見えていたワシントン記念塔もかすかに形だけが見えた。初夏の天気だったが、通りの飲食店のテラス席も空いていた。夕方に光が粒子状物質に散乱して赤くなったワシントン市内の姿は見慣れなかった。

ワシントンは8日、カナダの山火事による煙と粒子状物質に覆われ、「コード・パープル」警報が出された。6段階の大気質等級のうち2番目に悪い段階で、すべての健康に非常に害になる状態だ。

 
ワシントンの気象観測史上コード・パープルは初めてだった。大々的に花火を打ち上げる7月4日の独立記念日に粒子状物質がちょっと激しいかと思うほどだったが、それでも今回のような状況に達したことはなかった。

フロントガラスに積もった砂ぼこりをぬぐい取ったウーバーの配達員は「都市全体がバーベキューを焼いているようだ」と珍しがった。父兄の携帯電話には子どもたちの野外活動をすべて中断するという教育庁のショートメッセージが届いた。N95、KN95クラスのマスクを着用するようにとの勧告も続いた。

この日ホワイトハウスは予定していた行事も取り消した。バイデン大統領は「各州と官公庁の指針に耳を傾けリアルタイムで大気質情報を確認してほしい」と呼び掛けた。幸い週末は西風が砂ぼこりを大西洋に押し出しこの騒動は長引かずに終わった。

テレビでは今回の粒子状物質により米国東部と南部の住民1億人以上の健康が危険にさらされたと警告した。いつでも山火事が再発する恐れがありさらに問題だと心配した。この日ワシントン一帯の空気質指数(AQI)は150~230程度だった。

韓国の場合、冬季に粒子状物質濃度が多少激しい時にたびたび出てくる数値だ。新型コロナウイルスが広がる前である2019年冬、48時間にわたり韓国各地のAQIが150~225を記録したとCNNが報道している。そのうちに韓国からきたワシントン駐在員の間では「この程度で大げさな」という話が冗談のように出てきたりもした。だが米環境保護庁(EPA)によると、AQI150以上は「非常に深刻な健康威嚇」の段階だ。そのまま日常生活をすればたばこ6本を吸うのと同じ水準という。

少し改善しそうだった韓国の粒子状物質は元の位置に戻った姿だ。先月には急激に悪化した超粒子状物質濃度に3年ぶりに車両2部制を再開した。慣れてはいけない。韓国の面積の半分近い森を焼いて発生する非常状況が私たちにだけ日常であってはならない。

キム・ピルギュ/ワシントン特派員

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