居直り中国…韓国の駐中大使を招致(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.12 07:41
中国官営新華社も10日、邢大使が李在明代表にした「ベッティング」発言を擁護した。新華社が運営する微信の公式アカウント「牛弾琴」はこの日、「駐韓中国大使が残したこの言葉は実に的を得ている」というコメントを掲載し、「現在、中国が負けるほうにベッティングした者はその後必ず後悔するだろう」と強調した。牛弾琴は「興味深いことに、韓国は正確に対応できなかったことはおろか、調子にさえ乗った」として邢大使招致を皮肉として言及した。そのうえで「韓国よ、韓国よ。多くのことについて、3、4回は考えたうえで行動するべきだ。その時が来てまた後悔するな」と締めくくった。
中国は政府関係者が「度を越す」発言をした後、韓国の抗議にもかかわらず議論になった発言を擁護したり官営メディア等を通して拡大・再生産したりするパターンを繰り返している。今年4月にも汪報道官の「不容置喙」発言に対して韓国外交部が邢大使を招致すると、中国は約1カ月間にわたり政府レベルでは極端表現を控えつつも官営メディアを動員して「韓国外交の国格が粉々になった」などとして反韓世論を助長した。在中国韓国大使館が先月4日、「低級な表現で韓国の外交政策に対して偏った見解で蔑視した」という抗議の書簡を送ったが、中国は「メディアの観点は中国国内の民意を反映している」(汪外交部報道官、先月8日)と口を挟んだ。