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「日本語ができないのか。ここは日本だ」 台湾乗務員に怒鳴りつける日本人女性、警察に連行

ⓒ 中央日報日本語版2023.06.07 10:47
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台湾最大の航空会社「中華航空」の旅客機で、日本人の女性乗客が乗務員に怒鳴りつけるなど騒ぎを起こし、飛行機から退去させられる事件が発生した。

6日の台湾TVBSニュースなどによると、この事件は4日午前10時ごろ、福岡国際空港から出発する台湾行き中華航空CI111旅客機内で発生した。

 
この旅客機に搭乗したある日本人女性は離陸前に突然、大声で怒鳴り始めた。他の乗客が撮影したとみられる映像では、黒い服を着たこの日本人女性が乗務員に向かって「日本語はできないのか。ここはまだ日本だ」と大声でまくし立てる姿が見られる。この女性は(日本語で)何かを要求したが、言葉が通じなかったことで怒りを表したという。

この女性は台湾乗務員の言葉を理解できず、「あなたは何を言っているのか。中国語しか話せないのか。 あなたたちは何をしに来た客室乗務員なのか。私は日本人なのに中国語がわかると思うのか。日本語で話してほしい」と英語で要求した。

乗務員は「大声を出さないでほしい」と要請し、他の乗客も飛行機の離陸のために自制してほしいと伝えたが、女性は暴れ続けた。女性は自分の座席に戻った後も日本語で「ゴミ女、豚女」などと暴言を続けた。

結局、航空会社側は「フライトの安全を保てない」という理由でこの女性を機内から降ろした。この女性は日本の警察に連行されたという。この女性のため旅客機の飛行は40分近く遅れ、他の乗客にも影響が及んだ。

航空会社側は「通常、日本を行き来する航空便には日本人乗務員が搭乗する」とながらも「コロナ事態以降、正常運行を再開して間もないため、まれに日本人乗務員が搭乗しないケースもあり得る」と説明した。

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