【時論】グローカル協力、韓日関係の新たなフロンティア
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.23 12:05
韓国の東海(トンヘ)と向かい合う日本の鳥取県は歴史的に韓国と縁が深い。1819年1月、鳥取の赤崎の官憲は江原道平海郡(カンウォンド・ピョンヘグン)を出発した朝鮮の商船を救助した。船には安義基(アン・ウィギ)船長をはじめと12人が乗っており、暴風雨のため3カ月間鳥取にとどまった。その後鳥取藩の助けを受けて長崎と対馬を経て釜山(プサン)港に戻った。安船長は感謝の文を残した。
安船長一行救助の話は1996年の江原道と鳥取県の姉妹提携に決定的な役割をした。その後両地域は友情を積み重ねてきた。鳥取県は昨年の韓国東海岸の山火事をはじめ自然災害が起こるたびに12回も寄付を送ってきた。江原道も鳥取県に地震被害寄付を送り相互に善隣友情を確かめた。